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LAOS

『ラオスという国をご存知ですか?』

ラオスは18世紀にタイやカンボジア、19世紀にはフランスの支配下に置かれていました。

その後独立国となるはずでしたが、隣国のベトナムで行われていたベトナム戦争に巻き込まれ、アメリカ軍による

爆撃など受け、国内は壊滅的な状況になります。

1074年。長い戦争を経た末にやっと現在のラオス人民民主共和国が誕生しました。

フランスの植民地時代、一般市民の教育はなおざりにされ、その後の教育政策も内戦やベトナム戦争に

疎外されてきました。

ラオスが貧しい理由、そして教育環境が整っていない理由は、このような歴史が背景にあるからなんです。

現在もラオスの教育事情はアジア諸国だけでなく世界の中でも未発達とされています。

そんなラオスですが、一歩足を踏み入れると青々と広がる豊かな自然と人々の優しさに、

時間を忘れてしまうような国です。

1995年にはルンパバーンの町全体が世界遺産に登録されています。

その魅力は西洋を中心に近年注目されていて、イギリスの旅行雑誌では、三年連続「今訪れるべき街」1位を獲得しています。

植民地時代の名残を感じさせる西洋文化と独自の文化、そして豊かな自然が広がるラオス。

 

それが観光地として注目を集める理由の一つかもしれません。

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